目次
この記事の要約(Key Takeaways)
- 「〜とは関係ない・無関係だ」を表す定番表現です。
- I have nothing to do with it. の形でそのまま使えます。
- 反対はhave something to do with(〜と関係がある)です。
「それ、私は関係ないですよ」——身に覚えのないことを疑われたとき、はっきり否定したい。そんなときの定番が「have nothing to do with」です。「何のつながりも持っていない」——シンプルで力強い表現です。意味・場面・会話例・似た表現との違いまで解説します。
「have nothing to do with」の基本的な意味
have to do with ~ は「〜と関わりがある」という意味です。その nothing 版である have nothing to do with ~ で「〜とはまったく関係がない・無関係だ」となります。関与の否定にも、話の無関連さの指摘にも使える便利な型。something に変えれば「〜と何か関係がある」、a lot に変えれば「大いに関係がある」と、程度を自在に調整できるのが特徴です。
どんな場面で使うのか
疑いを晴らしたいとき、責任の所在をはっきりさせたいとき、「その話は今の議論と無関係だ」と指摘するときに使います。強く言えば突き放した響きになるので、トーンには注意。That has nothing to do with it.(それとこれとは別の話)は、議論でよく使われる定番です。
会話例5選

① 否定
A: Did you leak the report?
B: I had nothing to do with it.
(A: 報告書を漏らしたの君? B: 私は一切関係ありません)
② 議論
A: But you were late last week too.
B: That has nothing to do with it.
(A: でも先週も遅刻したよね B: それとこれとは別の話でしょ)
③ 役割
A: Are you on that project?
B: No, I have nothing to do with it.
(A: あのプロジェクトに関わってる? B: いや、まったく関係ないよ)
④ 反対の形
A: Why did sales go up?
B: It has a lot to do with the new ads.
(A: なぜ売上が伸びたの? B: 新しい広告が大いに関係してるね)
⑤ 推測
A: Is the delay related to the weather?
B: It might have something to do with it.
(A: 遅れは天候のせい? B: 何か関係あるかもね)
通訳者が教えるニュアンスの深掘り
「関係」を表す表現を並べると、程度の調整の仕方が見えてきます。
| 表現 | ニュアンス | 使いどころ |
|---|---|---|
| Have nothing to do with | まったく関係ない | 関与を強く否定する |
| Have something to do with | 何か関係がある | やんわり推測する |
| Have a lot to do with | 大いに関係がある | 強い関連を示す |
| It’s none of my business | 私には関係ないことだ | 立ち入らない姿勢 |
次に読みたいフレーズ
「首を突っ込むな・口を出すな」を表す表現も、あわせて覚えておくと「関与・距離感」の語彙が広がります。
使い方のポイント・注意点
- have to do with ~ は「〜と関わりがある」という意味です。
- nothing に変えると「まったく関係ない」という強い否定になります。
- something/a lot に置き換えて、関連の程度を調整できます。
- 強く言うと突き放した響きになるので、トーンに注意しましょう。
まとめ:「have nothing to do with」の意味
「have nothing to do with」は、「関係ない・無関係だ」を表す定番表現です。nothing/something/a lot を入れ替えるだけで関連の程度を自在に変えられるのがポイント。議論でも日常でも使える、覚えておきたい型です。
次のステップ:表現を「使える」英語にするには
この表現も、「意味を知る」と「会話でとっさに使える」とのあいだには、実は大きな差があります。
なぜ「知っているのに口から出てこない」のか——10年間プロ通訳をしてきた経験から、その理由を5つの特徴にまとめました。

